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Interview 04

未経験でも
先輩社員の姿勢や立ち振る舞いから自然とデルタ総研らしさを目指すようになる

ワイヤレス通信部
無線データ課

伊藤敏喜

Toshiki Ito

2019年1月入社

Before Joining Delta

勤務先店舗の閉店を機に
生活を安定させ
手に職を付けられる
デルタ総研の仕事に注目

学生時代からアルバイトしていた居酒屋で卒業後も働き続け、店長を務めるまでになりました。ぼんやりと、このままその店舗で働き続けると思っていましたが、そんな矢先に本部から店舗の閉鎖を告げられたのです。このとき声をかけてデルタ総研を紹介してくれたのが、ひと足先にデルタ総研の協力会社に就職していたかつての仲間でした。それまでの私は、ITとはまったく無縁だったので不安でしたが、未経験でも進んで勉強する気持ちがあれば問題なく務まると励ましてくれました。そこでデルタ総研の面接を受けてみると、以前はITとまったく異なる仕事をしていたという人も数多く、それぞれが最前線で活躍していること、会社として未経験者の教育に注力していることなどを説明していただけました。実務に就きながら専門性の高い知識や技術を身に付けられるうえ、当然、居酒屋で働いていた頃と比べれば雇用は安定していますし収入も上がります。思い切って挑戦してみようと決意しました。

Work

多数の関係者と綿密に
情報共有しながら
5Gサービス提供エリアを
拡張していく

携帯電話の通信事業者様が5Gの対象エリアを拡大するにあたって実施なさる基地局工事に関わる諸業務を担当しています。どのような手順・段取りで工事を進めるべきかを考える現地確認、工事に必要な許認可の申請、工事が開始後は図面どおりに施工できているかの確認などに従事しています。各現場の工事は、スタートから完了まで約2カ月要しますが、常時4~5件を同時並行しています。顧客である通信事業者様をはじめ、アンテナや各種装置などのメーカー、図面を監査する協力会社、施工会社など、同一案件に多数の関係者が存在します。それぞれと情報を共有しながら進める必要がある点に苦労しますね。効率や精度を高めるため、案件を担当するたびに、いつ・誰と・どのようなやりとりをしたのかメモしておき、どういう順番で誰に何を確認するべきかを精査するよう心がけています。さまざまな苦労がともなうぶん、工事完了までスムーズに進行管理し、正常に機能することを確認できたときの達成感は大きいですよ。

業務効率改善に向けたツール作成を通じて
伝える必要がある情報・要件が何なのかを知る

以前は、課内のメンバー全員が、似たような事務作業に時間を割かれていて、とても非効率でした。そこで、問題点を上司に進言して、必要最低限の個別情報を入力すれば自動的に定型書式を作成できるようなツール作成を任せてもらったことがあります。実際のツール作成は協力会社に依頼しましたが、このときに実感したのが、情報伝達の大切さです。協力会社の担当には、何を目的として、どのような情報を記載する必要があるのかをしっかり理解してもらわなければ、真に有用なツール作成は実現しません。修正や改善を求めるたびに、自身の情報の伝え方が不十分だったのだと痛感させられました。先述のとおり、施工管理に当たる際も、多くの関係者との情報共有が重要です。他者とのコミュニケーションの在り方について、共通する部分があると気付きました。以来、相手を問わず「どのような目的で」「誰が何を担当するのか」「いつまでに完了させる必要があるのか」などを明示することを心がけるようになりました。

Corporate Culture

他業種での業務経験も
自らの強みになっている

まず、未経験だったことで感じていた不安は、杞憂だったと思いますね。IT業界の仕事というと、黙々とPCに向かって作業するイメージを抱いていましたが、実際は関係者とのコミュニケーションがとても大切です。この面で居酒屋での経験はとても活かせていると思います。顧客や同僚と同じ方向を向きながら仕事を進める事がとても大切だと感じています。結果として、デルタ総研の社員が発揮するパフォーマンスは常に高いレベルにあり、これにともない、顧客企業から寄せられる信頼度も高いまま維持できているのだと思います。このような先輩方の姿勢を目の当たりにして、自然と同じように最良を目指す姿勢が後進にも根付くのでしょう。これは、会社組織としてとても大きな強みだと思いますね。私自身、先輩方から刺激を受けて、自分の担当業務と直結しない分野にも興味や疑問を抱いたら勉強するという姿勢が身に付きました。

Future

プログラミングの知識や
技能を高めることで
デルタ総研の諸業務の
効率改善に寄与したい

先に紹介した業務効率アップの取り組みでは、自身にプログラミングのノウハウが欠けていたため、アウトソーシングに頼ることになりました。なにか気づいたことがあるたびに外部に頼るのでは心もとないですから、プログラミングの知識や技術を習得して、思うところがあれば自身でトライできるようになりたいですね。デルタ総研全体で見ても、業務負担を減じるツール作成を担う部署は、まだまだ規模が小さいと思います。この部分の強化に寄与できるような存在になりたいですね。

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